通報システム、構築について

2005年5月24日
WL21Nを使った通報システムの構築、通報の流れについてご説明します。

システム構築の説明

システムブロック図

センサーの取り付け

ドアセンサーに類似するものなら簡単に取り付けが出来ます。
制御装置等に取り付ける場合は、電気工事店に取扱説明書を見ていただきご依頼ください。
オプション品として赤外線センサーとドアセンサーの販売も行っております。
通報装置オプション をご覧下さい。

接続可能なセンサー

制御盤 機器の故障や異常信号が発生したとき接点信号を出力するもの
電流センサー 電気器具に一定の電流以上が流れたときに接点信号を出力するもの
光電管スイッチ 赤外光のビームを遮ると接点信号を出力するもの
赤外線や超音波を使った
近接センサー
人や車や動物などの移動物体を検知して接点信号を出力するもの
ドアスイッチ ドアや引き戸を開けると接点信号を出力するもの
信号出力付きの温度検知器 設定温度以上または以下になると接点信号を出力するもの
煙感知器 煙を検知すると接点信号を出力するもの
水位センサー 設定水位以上または以下になると接点信号を出力するもの

その他補足事項

通報受信側設定

一般電話機、携帯電話機、PHS電話機、留守番電話機へは音声で通報。タダ電通報では、呼出音だけ鳴らして電話を切るので、通話料はかかりません。また、メール送信システムを利用すると、Eメール通報も可能です。

呼出機能について

設定ソフトで通報の方法を設定します。設定はとても簡単です。

通常の呼出

入力信号が「有り」になったときに通報を行います。設定でa接点、b接点が選べます。

全解除呼出設定

全ての入力信号が「無し」になったときに解除通報を行います。

個別解除呼出

各入力信号が「無し」になる毎に解除呼出を行います。
(Eメール通報、トーンモデム通報のみ)

停電時発信

停電や復電があったときに通報します。「通報する」に設定した場合は、停電時、復電時ともに通報します。

動作状況の確認方法

現在の動作状況や、接続状態などはランプで確認できます。

1 電話を接続中  
2 話し中
3 再ダイヤル待機中
4 相手が電話に出ない
5 使われていない番号にかけた
6 発信先(相手)が受話器を取ってから通話後に受話器を下ろして通報が終わった
7 設定書込モード中

Eメールでの受信

メール送信システムを利用すると、最大30件の通報先(メールアドレス)へEメール通報が可能となります。

停電保証

充電式電池が新品の場合で、完全充電されている状態では2時間以上動作します。(2時間に10回程度の発信があった場合)

入力信号

入力端子に接続されているセンサーやスイッチが「入力有り」の状態になると、通報を開始します。無電圧接点またはオープンコレクタ接点であればどんな物からの信号でも通報できます。入力は700ミリ秒以上継続すると有効と判断します。700ミリ秒は初期値です。設定で入力毎に0~21分まで100ミリ秒単位で変更できます。入力信号毎に接続する a接点、b接点を設定ソフトで選択できます。

音声録音再生

音声録音は8つの録音チャンネルが用意されています。各チャンネルは個別に録音し、通報時はこれらを組み合わせて再生されます。また、各チャンネルの録音時間は最大20秒です。

簡単設置

ドライバー1本で簡単に設置できます。

設定ソフトはいつでもどなたでもダウンロード可能

パソコンで設定するソフトがここからダウンロードできます。呼出メッセージや電話番号を自由に設定できます。パソコンをお持ちでない方は、有償で設定を承ります。

アドコンへのお問い合わせは下記までどうぞ

株式会社アドコン
〒690-2101島根県松江市八雲町日吉3-24
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